土器土器

 

 

 

 

毎年の我が家の恒例行事、宮崎は西都原考古博物館にて行われる土器作り

 

私は例年では制作は参加せず、野焼きから参加していた

だが娘と妻が制作して、それを野焼きにて完成させるまでのプロセスを見ていると

野焼きでの思いや、楽しみがより一層楽しそうに見えて

今回は制作する事から、最初から参加した

 

制作は去年の12月に制作する

制作してから乾かさなければならない時間が必要なので12月に制作して

2月の野焼きまでシッカリと乾かす時間が必要らしい

 

12月の段階ではこのような状態

 

 

 

 

 

 

そして2月になり、我が家のイベント行事”土器の野焼き”に朝早くから西都原考古博物館へむかう

 

日中仕事なので、お弁当持参、あれやこれや持参である

私などはコーヒーも持参である

そんな事もありS&Y WORKSHOPは休みでありました

 

 

 

野焼きにて制作した土器を焼き完成させるというのはかなりプリミティブな方法

 

 

そんな野焼きはは天候などで成功がかなり左右される

本日はかなり良いコンディションのようだ

風はなく、天気も良く、野焼きに使われる燃料なども良い感じに揃っており

割れずに、上手く焼き上がる事を期待させてくれる

 

 

縄文後期の覆い焼きを用いて、土器を焼き完成させるのだが

朝から覆い焼きにセッティングをして、着火、火が十分に行き渡り煙が出てくる

ここから次の日までは見守り、願うばかりである

 

だがこの何も出来ず見守りながら、ずっと覆い焼きを見ているのもなぜか楽しいのである

 

 

 

この覆い焼きの中に土器はある

 

 

 

 

上手く火が行き渡っていき、中から煙が立ち込める

 

ここからは見守り、願い、そしてその時間を楽しむ

 

 

 

 

朝の光と、凛とした空気に映る野焼きの煙がなんとも美しさを感じるのである

 

 

 

 

その頃子供達は、昨年の夏の台風で倒された大木を昇かのように渡り歩き

立っていては登れないであろう大木の枝を渡り歩き、楽しんでいた

 

 

 

 

 

 

そして昼夜覆い焼きの中で焼かれた土器は、燃料が無くなり、火が無くなって行くと

次の朝方には覆い焼きの中から、出て来るのであります

 

という事で次の朝も取り出しの時に向います

この瞬間を味わいたかったと言っても良いだろう

さてどうか?

 

少し見えている感じでは、かなり良さそうな感じがする

色も良い感じに見えるのだが。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は素晴しい出来で有りました

誰一人割れず、そして色や質感も素晴しいものであった

 

そして我が家族の土器達も割れずに、素晴しい出来で出て来た

私の土器も割れずに出て来た、焼き色、質感もとても良い出来上がりで

とても力強く、良い波動を感じさせてくれる土器となった

 

こうして我が家の恒例行事は無事に終え、土器も完成できた

 

後は来る青鬼を外へ出し(今年は青鬼が来るようだ)

”福は内”へ迎えるだけだ。