ここ最近は情報発信はインスタグラムで完結していたようで
気が付けばこのS&Y MAGAZINEも放置状態であった。。。
インスタグラムは画像で一眼で分かるので手っ取り早くて、皆さんもよく見られているので
すぐに情報発信ができると言う利点で店などの発信はそちらばかりであった
気にはなっていたS&Y MAGAZINEのポスト、、、久しぶりに描いてみようと思ったのは
オーダーしていたサーフボード ができ上がってきたからである
カルフォルニアはサンタバーバラのRyan Lovelaceの代表作で名作の”V-Bowls”
シェープの仕上がりは最高!! カラーなんかも最高 !!
カラーに至っては、色指定などの詳しくカラーサンプルを付け加えるわけでも無く
こちらがイメージする”Vanilla”とだけ書いた
向こうがその”Vanilla”からイメージしてできる色を楽しみにして
出来上がってきたのは、想像以上、期待以上のカラーであった
しかもデッキにはノーデカール?!一応入れるように指定したのに、、、
と思いきやよく見ると白色のデカールが入っている
Vanillaカラーと同化してほぼノーデカール
こんなセンスと価値観がとても嬉しくて、最高の気分
あとは乗り味だ
ちなみにレングスは 7’6″
ロールしたボトムはハルを感じさせるので
そこそこ整った波の日が来るまで待つことにした
一刻も早く乗りたいが、このボードはそんな日が来るのを待てるのである
そしてそんな波の日が来たので、ワクワクそわそわした気分でV-Bowlsのみ積み込む
もちろんワックスは前の日に塗ってある
でも、海に入る前にはいつもの行為と言うか儀式?のようにサラッと塗るのである
海に浸け、パドルアウトする際のファーストコンタクト
パドリングでこの板の滑る感じが伝わって来る
ワクワクする
波のサイズはセットで肩ぐらいのクリーンな波
まずは小ぶりな波で様子を伺うように乗る
思っていた通りの、と言うか思っていた以上の個性的な乗り味
『なるほど』
7’6″という長さは自分の中では長いので、取り回しもいつもと勝手が違うという事もあり
馴染めるように、のんびりとセットのくるピークをずらした位置で待つ
それでも、こぼれてきたセットの様な良い波には乗れたりするのだが
なかなか、いつもの様には乗れない
それもそうだ、ボードデザインが全然違うのだから
そんないつもと違う乗り味は戸惑うと同時に楽しく感じるのである
こんな新鮮な感覚、懐かしいなぁ
なかなかのツンデレなV-Bowlsは少し人見知りな奴だなぁ
とか思いながら次の課題は見つかった
次の日ももちろんV-Bowlsである
フィンの位置を変えて、Ryan Lovelaceから頂いたメッセージの
『remember to ride it from the tail, that’s where the magic is 』を胸に個性的で人見知りなV-bowlsと遊ぶのだ
『ふむふむ』昨日よりもなんだか違和感がないぞ、少し慣れたせいもあるが
フィンの位置やテールコントロールを意識しているのが良いのかな
『なるほど、なるほどね』
こういう滑りなんだな〜というグライドを数本味わい、昨日よりもV-bowlsとの距離が縮んだ感じがした
3R目はもう違和感無くなってきて、波のキャッチの滑り出しも早く、知人たちに『なんだそれは?』みたいな
どこまでも滑っていく様で、気が付けば『あいつ、もう上がるのか?』と思わせるほど乗っている
そして、この板がもっと本領発揮する波も見えた様に思う
それでも、今日の波でそんなセクションがあると『これがそうか〜〜〜』と思うグライド感で
ついついほくそ笑んでしまう様な感じである
まだまだ、これからV-Bowlsの色んな一面が見えて来ると思うと楽しみで仕方がない
もっとフィットするコンディションなら一体どうなることやら?
ヤバイよ。。。
ツンデレで人見知りなV-Bowlsはやっと心を開いてくれた様な
距離もなくなり、仲良くなれた様な気がした
これから先、長い付き合いになりそうだ。