先日宮崎は都城の山里にある”モトスタジオ”にてYoshitake EXPEのライブがあった
なかなかの山里にそのスタジオはあった、良い場所である
それはSpace Guiterといわれる上質なギターのライブ演奏
そのライブ演奏にはYoshitake EXPE自ら真空管アンプとアルテックの劇場用スピーカーを持ち込み
そのセッティングでSpace Guiterを演奏するという
そんな興味津々なライブにDJのお誘いがあった
DJというスタンスや響きは苦手だが、モトスタジオにはDJをするようなセッティングは無ので
いわゆるDJな出で立ちは無くせる、なので選曲という名の役割
ターンテーブル1台で家的な感じで、ライブ演奏の間を埋める役割として参加さえて頂く事にした
DJをしている方からすれば、あり得ないスタイルかもしれないが
モトスタジオはこんなスタイルがフィットする空間なのである
近隣には民家は無く、アルテッックの劇場用スピーカーの大音量でも問題の無い
山里にある民家を利用したモトスタジオはこれからも興味深い
私は普段あまり聴ける事の無いセッティングと環境での選曲を考える
とはいっても、自分がここぞとばかりに聴きたいものを選んでいるようであったが
一般的な店ではあまりかけれないような、自分が聴きたいものを選んだ
Yoshitake EXPEのライブだからむしろ良いだろうという考えもあったので
迷う事無くレコードを選んだ
セッティングをしようかと、アンプやスピーカを運び入れていると
スピーカーの側面に見覚えのあるメーカーのラベルが目に入った
これは?!もしや?!
そう、義父が所有しているスピーカーと同じ?!ではないか
全く同じ方ではないとしても、サイズなどはほぼ同じ
そして、義父ももちろん真空管アンプである
そんなこともあり、義父のマニアックぶりを改めて痛感する場面もあった
そのセッティングになんとかターンテェーブルも繋がり
こんな分かりにくい場所なのに、アクセス悪い場所なのに、良い感じに人は集り
好き勝手に聴きたいレコードをかけさせて頂き(少しは来客を意識)、良い音質で楽しむ
こんな無茶なセッティングを受け入れてくれたYoshitake EXPEに感謝します
ライブが始まるとYoshitake EXPEの素晴しい演奏と世界観で一気にモトスタジオは異空間へ
これはもう芸術だな
と感じさせる演奏、まさにSpace Guiterである
是非体験しと欲しいものであります
この上質な音質に演奏のある空間にある、食もまた上質であった
クラフトビールやバンナチュールワインそして有機豆の自家焙煎コーヒーなどの飲み物
正しく作られた野菜や米で創られたタパスやカレーなどの食事
全てが美味しかった
上質は美しく、完璧な一夜であった
あれやこれやと、やたらとレコード持って行ったが
帰って来てレコードを直していると、『あ〜これ聴きたかったな〜』と思うものが沢山あった
店などのスタイルでするのは柄ではないし、苦手だし、緊張するし、客を気にするし
だが、あのモトスタジオならまたしてみたいなと思わせてくれるのであった
有り難う御座います
Special thanks
ippuku ya
喫茶 motto
Yoshitake EXPE