衣食足りて礼節を知る

 

 

 

 

こんにちは

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今世間では、不要不急の外出は控えるようになっておるようです

なかなか辛い生活状況に感じられます

 

家にいる時間が長く、外出できない事がなかなか辛いようです

 

幸い私は以前から家にいる時間が長い、というかほとんど家にいます

家にいると言っても、敷地内の小屋店にいるので、またちょっと違うかもしれませんが

家から出ないと言う事はさほど辛くはなくて、いつも通りの生活

なのですが、、、ニュースは毎日しんどいニュースや報道ばかり

さすがに気分はいつもよりも重い感じです

 

そして店の動きや気分も、なんだか鈍い雰囲気

 

 

 

 

S&Y WORKSHOPでは衣料雑貨を主に取り扱い、提供提案しておりますが

こう言う状況だと、こういう店ってそんなに必要ではないのでは?と思うことも思うこともあります

 

 

でも、衣食住とは生活に必要な3要素ではある

ですが、消去方ならば”衣”は最初に消去かな?

 

 

 

 

衣料とはこんな状況のときにはなんの役にも立たないのか?

 

そんな事を考え始めてしまっていた

 

 

 

昔ならともかく、現代社会ではある程度の衣料はあるだろう

流行り廃り、サイズがどうこうあれ着る物はあるだろう

 

 

 

では何故?衣食住なのか

 

食住でいいのでは(少し語呂が悪いな、、、)

 

 

 

 

意味を今一度調べると

『衣食足りて礼節を知る』と言うことわざに出会う

人は生活が豊かになり、余裕が出てくると礼儀が生まれ

しっかり節度をわきまえることができるようになるものである」という意味があります。

つまり、物質的に不自由しなくなってこそ、礼儀に対し気を配ることができるということです

 

 

今の状況からすれば少し違うかもしれないが、なんだかハマるような気がした

 

 

こういった状況だからこそ着るもは本質を選んで着なければ

家にずっといるから、人に会わないから何でもいいではなく

上質な衣料を着ることによって、心身共に豊になり気持ち良く過ごせるのかもしれない

 

”礼儀に対し気を配ることができる”

と言う事は同じ空間にいる人に対して礼儀が産まれるのではないか

 

気持ち良くて、気分も良くなれば、少しはゆとりが出来て、ストレスも少なくなるのでは・

 

 

 

そう、こんな時に派手派手なデザインの服を着るよりも、上質な衣料を着る事が

衣食住の”衣”の役目ではないのだろうか

 

 

そんな”衣”は外出出来ず、家の中だけの空間で気分を和らげてくれるのかも知れないと思い始めた

 

S&Y WORKSHOPの考える衣料はやはり”衣食住”の”衣”である

 

外側に向けた”衣”では無く、内側に向けた”衣”なのであると改めて思うのであります

 

 

『役に立てれば』とか、たいそれた事はできませんが

 

こんな気づきが、何かのきっかけになれば衣料を扱う店をやっていて悪くはないなと思うのであります

 

 

 

 

この状況が終息に向かい、いつもの暮らしに戻り

『うちのT-SHIRTは気持ちいいよー』と理屈抜きで脳天気にお勧めできる日が来る事を祈ります