思い出に残る1日

 

 

 

 

冬にすれば、波が大きい日が続いていた

 

風は冬の西風ストレートオフショア

 

 

 

波が収まりつつある次の日は、いつものビーチのポイントもまとまり良いだろうな

 

 

とは思っていたが、私のウエットを制作していただいている職人さんからの情報で

 

南下したポイントが気になっていた

車で10分もかからないポイントには波もあるけど、こんな時に小1時間走って行くとどうだろう?

という事をしてみたくなった

 

そこはこちらよりも波のサイズは小さいだろう

でもできたらそれで良いなという思い

人からは、『どうしてそんなことを?近くに波があるのに?』という事をしてみたくなった

 

 

 

相変わらず海岸線のドライブは何回走っても飽きない

その気候の感じで音楽を選びその時間を楽しむ

同じような事だが、同じ日はないのだ

何を言われても、自分はこんな感じが好きなのだ

 

 

 

 

道すがら見るポイントは、意外にも波が無かったり、意外にも波があったりして

なんだか、これは期待して良いんじゃないか

 

 

 

 

職人さんと合流してチェック

ポイントマップに載っていないポイント

海が見えてきたその時に、セットが入ってきていて意外にサイズが残っていて

アベレージサーファが大好きなサイズがあった

少したるめかな?と思わせるブレイクではあったが

人はいない、無人、貸切。

 

すぐに!とは行かず

 

昨日入ってなかなか良かったポイントもチェック

風向きがあまり良くない

断然先程のポイントだな

 

 

潮周りも先程より良いはずだ

 

 

チェックは無しだ

すぐさま着替えるのだ

さっき見た感じの波ならこれかな?と思い

Twin pin edge “GREEN “6’9” Shaped by @andrewkidmanをチョイスする

 

 

 

今度は海が見える頃にはセットは無く、大丈夫か?

 

 

このビーチを見渡しても人はいない、二人っきり+犬

 

そんな雰囲気のせいか、焦らずゆっくりと入水

ゆっくりとゲッティングアウト、ゆっくりとしたパドリングで

 

 

何も目印がないものだから、どこで波待ちをすれば良いのだ?といった感じでいたら

 

セットが入ってきた

 

かなりい感じの波の予感

さっき見ていた印象よりも、違ったブレイク

かなり良いではないか

 

 

試すように波に乗る

Twin pin edge 6’9″ “GREEN”がフィットしたかのようなグライド感

とてもとても気持ちの良い感覚

 

そしてウェットスーツの職人さんはいつものように謙虚にセットを少し外した位置で待っている

 

そして撮影までしてくれて、有り難いです

 

 

セット感も程よくて、波を乗りインサイドからアウトに出る時にはセットは来ない

そして少し他愛もない話でもしていれば、沖からモリモリと盛り上がってくる波が見えてくる

 

二人だけで誰もいない

 

そのセットを二人で分け合うのである

『どうぞどうぞ』

 

なんとも幸せな時間だ

 

そして誰も来ない

 

 

何をするわけでも無く、ただ波に乗っている事を楽しむ

味わうかのように

 

 

 

 

 

なんと乗りやすい波だ

 

乗れば適度に張ってくるフェイス

 

少し巻いてくる波は少し入れるかな

そんなことも思わせ、そんなこともやってしまうような波

 

そんな波を滑る感覚はこれまた、たまらない感覚だ

 

Twin pin edge 6’9″ “GREEN”のスピード感がたまらなく気持ち良い

 

 

 

いつまでも入っていれる、至福の時間だ

 

上がる理由が見当たらない。。。

 

 

そう思っていたら、、、

インサイドでの時にその時は来た

 

足がビキッ!!!!!と猛烈にツッタのである

 

これは無理だわ。。。

 

 

ちょうど1R終わるには良い時間だ。。。

 

 

そうして至福の時間は終わりを告げたのである。。。

 

 

 

 

しかし夢のような時間であった

 

 

 

近場に波があるのに、こんな行動をして良い結果になって面白かった

 

人とは違う動きもいいものだ

 

 

 

今までもいろんな良い日があったが、この日はそんな日に加わる一日

そんな日は今でもあの時の感覚や物事を、思い起こせば鮮明に思い出す

 

この日も間違いなくずっと覚えているであろう

私の人生の、思い出に残る1日になった

 

 

ありがとうございます