温故知新

 

 

 

 

1972年作のあの名作、MORNING OF THE EARTHが50年の時代を経て

4K remastered verで再発される事になった

 

50年経った今でも全く色褪せる事なく、と言うか今この時代にとって重要な映画

サーフムービーというカテゴライズではなくドキュメンタリー映画として名作

 

 

そんなMORNING OF THE EARTHのDVDが発売されることを機に試写会が

RIDE SURF +SPORTさんで先月行われていた

 

個人的にも何度観ても飽きない名作を、3年の歳月をかけて博物館の絵画修復のテクニックが用いられ

生まれ変わった美しい映像で見てみたいものだ

そう思っていた

 

 

そんな試写会が行われて少しした頃に、RIDEさんが来宮した

アフターサーフでのいつもの”あの”店での酒の席にての会話の流れで

『宮崎でやろうか?』という事になった

 

 

イベントの内容はこの場でほぼ決まるほどのメンツが揃っていたから

すぐさま決定である

 

場所もムービー以外のイベントも食事もこの場で決まるほど

そんなメンツが周りには沢山にいるのである

もちろん皆サーファーというのも波長が合う

 

 

 

 

会場は青島にある”古民家シェアハウス風樹”

オーナーはあの店での酒の席にいたので、その場で決定であった

 

 

あの店での酒の席にいたアーティスト”NAOMI KAZAMA”が明るい時間に

彼が手がけるBig – O projectでシルクスクリーンでプリントを制作する

 

↓↓↓ このようなメッセージを込めてのイベント

 

この場の選曲はRIDEの”コウジ シバタ”と私 “ショウジ ヤスダ”のターンテーブル1台でのお家スタイル

2〜3曲かけっぱなしはもちろん、A面かけっぱなしは当たり前スタイル

 

これがなかなか良かった(個人的に)

 

 

そんなに告知もしていないので人の集まりが気にはなっていたが

 

ゆっくりと集まり出してきた

サーファーでない人も来てくれて嬉しい集まり

サーフィンだけでは無い集いの予感

 

 

 

陽も沈み周りが暗くなって来る頃には、良い感じの人の集まりだし

予想以上の人になったが、ちょうど良い感じの集まり具合だった

そしてメンツもとても良いではないか

 

 

 

そうなるとFOODも大忙しだろう

 

FOODは近頃この辺りでは噂のケータリングレストラン COVE and BLUE SWEATER

志布志の名店Meals and Grindがタッグを組み素晴らしく素敵な料理を提供してくれている

タコスとカレーの夢のようなプレートを提供してくれて

しかもベジ対応でナチュールワインまでも!

 

私にとって最高なレストランが出来上がっていた

 

そしてこの辺りではなかなか食べることの出来ないFOODの参加もちょっとした話題でもあった

 

まあ、このFOODは個人的に私が食べたかったからオファーしたのであるが

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ムービーが始まる頃である

古民家の畳の部屋でまったりと、それこそ家で皆で集まってみているようだ

 

映画をじっくりと観る者もいれば

 

外の焚火にあたりながらちょいちょい映画を見ながら、談笑している者もいる

 

並べている新しいデザインのサーフボードを見たり触ったり

あまり見かけることの出来ないサーフボードを見ながら、サーフボード談義に花が満開の者たちもいる

 

 

そんな人達の集いを見て嬉しく思う自分は、何かと小走りで動いていたような

 

レコードが終われば、選曲を

来てくれた人との会話もしたい

そうなると乾杯にもなり

美味しい料理も気になる

 

 

選曲する場所の障子の隙間から見る映像は博物館の絵画修復レベルで

あの時代の作品が生まれ変わったかのような美しさ

サイケデリックな映像に心を奪われるのである

 

 

 

そしてまだプリミティブなサーファーの姿に共感と憧れを想い

 

サウンドトラックの音楽に体を揺らされ

 

なんとも良い作品だと思うと同時に良い時代だな、と感じさせられ

ついつい今の時代と比べてしまい、最新が最善なのか?とも思い

横目に見る並んでいるサーフボードは温故知新でハイブリッドなある意味最新デザイン

そんなサーフボードは異次元のグライドを感じさせてくれて

そのサーフボードを乗れば昔ではあり得ないサーフィンを感じさせてくれる

 

 

自分たちは上手く調和していることを感じ、幸せを実感するのであった

 

 

そんな事を思い感じたMORNING OF THE EARTHの集いは最高であった

 

 

 

『来てくれた皆さん、ありがとう!!!!!ございました』

 

またやりたいな